番外編

2025.01.25

今回は、ちょっと変わった塗装をしましたのでご紹介させて頂きます。

絵とか飾る額です。

『額縁は“赤色”で、バックは“水色”のグラデーションにして。
で、額縁の“赤色”は単色では無く、何か模様つけて』
とのオーダーを頂きまして…

早速養生、下塗りから。

で、いつもの写真撮り忘れ案件が発生。

下塗りの様子がありません😂

なので、次に行きます。

バックのグラデ塗装です。

最初に刷毛とローラーでベースとなる色を塗装。

次に、明るく調色した色で吹き付け塗装。

で、暗めに調色した色で、反対側を吹き付けると…

こんな感じです。

汚れどめ程度にクリヤでトップコートして、バックの塗装は完成。

ここで、明らかになる額縁の下塗り。
黒色です。

ここからが、今回のメインどころです。

ラップ塗装しました。

みなさんご存知サランラップ使います。

使い方は色々ありますが、くしゃくしゃに丸めて使いました。

丸めたサランラップに塗料をつけて、ポンポンとスタンプしていきます。
と、こんな感じ。

色の濃淡も含めて、独特の模様ができます。

ラップ塗装に使った色は、この後使う“赤色”を狙った色まで発色させたいので、ブラウン系を使いました。

サランラップをどんな感じに丸めて、どんな感じで使うのかを撮れれば良かったのですが、いかんせん、1人で塗って、撮影なので、ちょっとキツイです😅

そのうち三脚とかを使ったりしながら出来るといいなぁ〜。

で、ここからさらに“赤色”を塗ります。

思いえがいた“赤色”になるまで、塗っては乾かしを繰り返します。

1回目

2回目


3回目
思いえがいた“赤色”になったので、養生剥がして完成です。


完成写真は廻りを片付けてから撮るべきでしたね😅

ラップ塗装と言えば、黒下地にシルバーでメタリックな仕上がりが一般的ですが、今回は“絵とか飾る額”なので、飾るもより目立たない様、メタリックにはせず、隠蔽力の弱いメインの赤色をきちんと発色させる為に、敢えての同系色のブラウンを使いました。

ちなみに、ご存知の方も、そうでない方も。
ここで言う、隠蔽力(いんぺいりょく)とは、下地の色を隠す力の事です。
白をはじめ、赤色、青色、黄色などは隠蔽力の弱い色の代表です。

その隠蔽力の弱さを逆手にとってみました。

てな感じで今回は以上です🙇🏿

PAGE
TOP